夏の楽しみのひとつ“土用の丑の日”。2019年は7月27日(土)がそれにあたり、この日は鰻を食べると決めている人も多いでしょう。
「せっかく鰻を食べるなら、とびきり美味しい鰻を味わってみたい」、そんな方にオススメなのが、大阪天満宮の近くにある知る人ぞ知る名店『美味鰻彩 うな次郎』。

出典: icoico
リーズナブルに高品質な鰻が食べられる!
美味鰻彩 うな次郎は、大阪天満宮から天神橋筋商店街を北に歩き約7分。路地を折れた閑静なエリアに位置しています。
土用の丑の日はもちろんですが、通常でも土日は行列覚悟。
というのも、うな次郎では生きている状態の鰻を開いて焼いています。だから注文してから焼き上がるまで約20~30分かかるのが当たり前。

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お店のメニューを見ると…
・うな重(並)が鰻半尾で2,150円
・うな重(上)が鰻1尾で3,680円
・うな重(二段重)が鰻1尾半で5,650円
やっぱり高いと感じますか? 実はその逆で、大阪でも品質の高い国産鰻がリーズナブルな価格で味わえるお店なんです。

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お店の外観や内観では分かりませんが、このうな次郎では、鰻の卸もやっており、大阪の誰もが知る有名店にも鰻を卸しています。
だから、リーズナブル。他のお店で食べるとプラス千円ほどするのかも……。

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入口のスグ近くで焼き上げられる鰻を見ていると、焼いてタレに通し、また焼き上げる。何度も何度もその繰り返し。香りがヤバイ。
そう! これは絶対に美味しいヤツです。

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ちょうど目の前を、樽に入った鰻が通過しました。
お店の方が「今から開いて焼きますね」と。鰻を見せてもらうと1匹が大きいこと。うな重(上)は、この大きな鰻が1尾丸々食べられるのです。
今回注文したのは鰻1尾がいただける『うな重(上)』です。
うな重(上)がおすすめ!

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そして、待つこと約20分。注文したうな重(上)が到着しました。

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先ほど見せて頂いた鰻1尾、う巻き、肝吸い、小鉢、お漬物。

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お重の蓋を開けた瞬間から立ち込める、心を刺激する香り、そして立ち上がる湯気。
う巻きの柔らかさ、上品さ、そして……!

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期待を裏切らない鰻のパリッとした香ばしい焼き具合、あっさりながらもコクのあるタレ、肉厚も芯までふっくらとして柔らかさ。その一口に旨みが凝縮しています。

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「美味しい」以上の言葉が出てきません。土用の丑の日は鰻を食べる。これは江戸時代の蘭学者『平賀源内』の宣伝がキッカケと言われていますが、実に良い風習。それにしても「うな次郎」の鰻はウマ過ぎです。
土用の丑の日、最高に美味しい鰻を味わってみませんか?
【施設情報】
美味鰻彩 うな次郎
●LOCATION
大阪市北区紅梅町3−14
●TEL
06-6356-2239
●営業時間
11:00~14:00 ※売切れ次第終了
17:00~21:30 ※売切れ次第終了
●休業日
月曜日・第1火曜日
文・写真/旅人間
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