大阪城の築城に伴い、商人の街として開発され、江戸時代から現在に至るまで大阪におけるビジネスの中心として発展して来た「船場」。

そのシンボルと呼べるのが、地下鉄御堂筋線本町駅と、地下鉄堺筋線堺筋本町の間を東西に伸びている「船場センタービル」です。

出典: icoico

中央大通りに沿って走る阪神高速道路の高架下に作られた建物で、全部で10棟あって全長は約1kmにも達する横に長~いビルディングです。

1階と2階には、衣料品を中心とした卸売店や個人商店がビッシリ。もともとこのあたりは、繊維問屋が多く集まっていた地域で、それが中央大通りの開発によって立ち退きとなり、船場センタービルへ移転して来たという経緯があるのです。

もちろん個人客も品物を買うことが出来、あらゆる衣料品が格安の卸売価格で買えるため、まさに知られざる穴場ショッピングスポットと言えるでしょう。

でも今回の目的はあくまで食事。船場センタービルの2号館から4号館、9号館と10号館の地下には飲食店街があり、値段と質にうるさい商人達に鍛えられているだけあって、B級グルメの名店がひしめいています。

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今回ご紹介するのは、うなぎの「いづもや」さんです。

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稚魚の不漁により値段が高騰、今や丼一杯が3~4000円するのが当たり前のうなぎ料理店にあって、ランチタイムはうな丼やうなぎの定食が1100円からという信じられない安さで食べられる、奇跡のようなお店なのです!

場所は、船場センタービル3号館の地下2階。「ジョイ船場50」という名の飲食店街にあります。

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アクセスは、地下鉄堺筋本町駅で降りて6・7番出口方面に向かうと、途中で地下2階のフロアに合流するルートがわかりやすくてオススメです。

平日の12時から12時半ぐらいまでは、ランチタイムのサラリーマンで満席状態ですが、それ以外の時間帯や土曜日は比較的空いていて店内は落ち着いた雰囲気。グループでも利用しやすいです。

メニューは、吸い物付きのうなぎ丼、小さめのうなぎ丼にう巻きなどの料理が付いた定食、あとは一品物というラインナップ。

今回は一番安い、うなぎ丼、うなぎを巻いた出し巻き卵“う巻き”、椀物、漬物が付いた昼定食(1100円)を選んでみました。お椀は赤だしと肝吸いが選べるので、肝吸いをいただきます。

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見た目は料理がズラリと並んで、1100円とは思えないほど豪華ですね!

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う巻きは焼き立てのアツアツで、卵はフワフワで出汁が効いており、うなぎもしっかり入っていて美味しいです。

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うなぎ丼は関西風の地焼きで、昼定食には2切れが載っています。うなぎを食べると外側はサクサクとクリスピー、中はふんわり柔らかく、さすがはうなぎ専門店のクオリティ。

タレは色が黒くて味が濃そうに見えますが、見た目に反して薄味で食べやすいです。肝吸いも大きな肝が入っていて、贅沢な気分になれますよ!

【店舗情報】
いづもや
●LOCATION
大阪府大阪市中央区船場中央1-4-3 船場センタービル3号館 B2F
●TEL
06-6271-8422
●営業時間
月~金 11:00~18:00
土 11:00~18:00
●定休日
日曜
【公式サイト】
地下鉄3路線と直結した繊維とファッションとグルメの街 | 船場センタービル

文・写真/こばやしりょーじ
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