日本で一番長い商店街で有名な『天神橋筋商店街』。南北2.6キロメートル、約600店舗が軒を連ねています。もともとは大阪天満宮の参道に店が集まり、後に商店街として発展したといわれています。

観光名所のような表面的な観光スポットではなく、地元・大阪人の生活をそのまま感じられる人情味あるエリア。

それでは、3時間~4時間で巡る天神橋筋商店街のオススメを紹介しましょう。
(※文中で紹介している時間配分は目安になります)

出典: icoico

天神橋筋商店街は『大阪天満宮』に近い大阪天満宮駅(JR東西線)、もしくは地下鉄の南森町駅(堺筋線・谷町線)で下車すると便利です。

例えば10:00に大阪天満宮に到着すると…。

 

10:00~まずは大阪天満宮に参拝を!

出典: icoico

天神橋筋商店街を散策するなら、やはり最初に『大阪天満宮』に参拝したいですね。

大阪天満宮は、学問の神様“菅原道真公”を祀り合格祈願のご利益が高い学問の聖地。受験シーズンになると大変な賑わいを見せますが、実は商売繁盛や恋愛成就などのご利益が高いことでも有名です。

商売繁盛なら『蛭子遷殿』へ、恋愛成就ならパワースポットの『星合橋』に行ってみましょう。

出典: icoico

また、大阪天満宮の蛭子門には『大阪ガラス発祥の地』の碑があります。

【施設情報】
大阪天満宮
●LOCATION
大阪市北区天神橋2-1-8
●TEL
06-6353-0025

 

10:30~大阪土産は「天満天神 MAIDO屋」で!

出典: icoico

大阪天満宮に参拝したら、『天満天神MAIDO屋(まいどや)』に立ち寄ってみましょう。

出典: icoico

普通のお土産店とは少し違います。観光地によくある“ザ!土産”というようなラインナップではなく、大阪の“ええもん”を集めたお大阪土産のセレクトショップといった感じでしょうか。

出典: icoico

例えば、『天満切子』。グラスに水を灌ぐと万華鏡のような光の花が現れる魔法のようなグラス。

大阪天満宮に“大阪ガラス発祥の地”の碑がありますが、かつて天満はガラスで発展した地でした。しかし、時代の変化と共に衰退してしまいます。「ガラスは大阪の文化、天満の地からガラスを消したらあかん」と試行錯誤して誕生したのが天満切子です。

帝国ホテル大阪内にある『オールドインペリアルバー』で使用され、橋下元大阪市長がテレビ番組内で某アイドルにプレゼントして話題になりました。天満切子は全て手作りで、品数は多くありません。購入できる店は限られています。

出典: icoico

また、関西大学の女子学生が中心となって開発した梅サイダー『UME・TEMMA』は、江戸時代から名水とうたわれた天満天神の水と菅原道真とゆかりの深い梅の果汁を使用した見事な一品です(180円)。

【店舗情報】
天満天神 MAIDO屋
●LOCATION
大阪市北区天神橋2-1−23
●TEL
06-6882-3361
●営業時間
10:00~19:00
●定休日
なし

 

10:45~行列覚悟!中村屋のコロッケを食べ歩き

出典: icoico

天神橋筋商店街での食べ歩きで絶対に外せないのは『中村屋』のコロッケ(70円)です。

ダウンタウンの浜ちゃんがTV番組で「大阪で一番美味い」と絶賛した味。昔ながらのジャガイモたっぷりで、甘みがあって食べやすい。揚げたてのサクッとした食感は最高ですが、冷めても美味しいので自宅用に買って帰る人も多いです。

【店舗情報】
コロッケ 中村屋
●LOCATION
大阪市北区天神橋2-3−21
●TEL
06-6351-2949
●営業時間
9:00~18:30(土曜は~17:00)
●定休日
日曜・祝日

 

11:00~参道商店街の「空飛ぶ鳥居」はフォトスポット!

出典: icoico

日本三大祭の天神祭りで有名なこの場所は、2丁目には天神祭の船渡御で御神霊を出迎える『御迎(おむかえ)人形』がドン! と飾られています。

出典: icoico

また、大阪天満宮の表参道でもある商店街は、2丁目から3丁目にかけてアーケードの上に空飛ぶような鳥居が見られます。この縁起の良い商店街は、フォトスポットとしても人気です。

出典: icoico

ちなみに、この鳥居は南側から順に『真朱(まそほ)』『桔梗(ききょう)』『浅葱(あさぎ)』『萌葱(もえぎ)』と日本の古来の4色へと変化してゆきます。

 

11:20~関西テレビと扇町公園のガキ大将の座

出典: icoico

商店街を1丁目から北に向かって歩き、3丁目を過ぎて4丁目に入ったら商店街を西に抜けてみましょう。

すると目の前には『関西テレビ』が見えてきます。館内に入ると芸能人のパネルなどがあり記念撮影ポイントとしては外せません。運が良ければイベントの催しに参加! なんてことも。

【施設情報】
関西テレビ放送 本社
●LOCATION
大阪市北区扇町2-1−7
●TEL
06-6314-8888

この関西テレビの建物内には、『キッズプラザ大阪』という子どもが思いきり遊べる施設もあります。

出典: icoico

キッズプラザは大人気の施設ですが、ここは一度入ってしまうと子ども達は「帰りたくない!」の連呼に。そうなると一日の予定が大幅にズレてしまいますね。

そこで手頃なのが、この関西テレビのスグ裏手には大きな『扇町公園』です。ここには遊具があり、幼児が好きそうなスライダーもあります。

出典: icoico

お子さんがいない場合、「いやいや、公園はパス!」って方も多いでしょう。

でも、こっそり教えます。この公園の遊具の近くには“ガキ大将の座”という場所があります。何だか気になって来ませんか? 関西テレビから徒歩1分。「なぁ~んだ」と言うようなものですが、話のネタにいかがでしょうか。

【施設情報】
扇町公園
●LOCATION
大阪市北区扇町1-1−21

関西テレビ、扇町公園を終えると、再び天神橋筋商店街に戻りましょう。

出典: icoico

このJR天満駅周辺は、ニュース番組などで主婦がインタビューを受けているシーンなどでよく登場し、実際にこの界隈を歩いているとマイクやカメラを持ったテレビ局関係者を見かけることが多いです。

この周辺をウロウロしていると、テレビに出るチャンスがやってくるかも?

 

11:45~見た目は個性的。でも味は抜群!「たこ焼き 寛子」

出典: icoico

JR天満駅から北に少し歩き、細い路地を入った場所に小さなたこ焼店があります。この店は『たこ焼き 寛子』といい、80歳を過ぎた寛子さんが一人でやっているお店。驚くことに定休日なく毎日営業しています。

しかも、たこ焼の値段は10個で250円と激安。

出典: icoico

ハッキリいってしまうとたこ焼の形は少し個性的。でも、味は美味しいんですよ。食感はモチッとしていて、家庭的な味。テレビにもよく登場する大阪の名物店の一つです。

【店舗情報】
たこ焼き 寛子
●LOCATION
大阪市北区天神橋5-6−3
●TEL
06-6353-5428
●営業時間
12:00~19:00
●定休日
なし

せっかくなので、たこ焼の名店をもう一つ紹介しましょう。

 

12:00~大阪で一番美味いと噂の「うまい屋」のたこ焼

出典: icoico

天神橋筋商店街に隣接する天五中崎通り商店街の『うまい屋』というたこ焼き屋さん。
※天神橋筋商店街ではありません

創業は昭和28年の老舗、しかし平成18年に火事で全焼し一時は廃業も考えたそうですが、幸いにも看板と調理器具が残っていたので再開できたとのこと。

出典: icoico

食感はカリッ! そして中はモチッとしています。

そして、鰹がベースであるダシの風味が超濃密。ソースは不要です。そのまま食べてみてください。初めて食べる人は「え?」と驚くに違いありません。大阪一美味しいと噂のたこ焼店です。8個で400円。

【店舗情報】
うまい屋
●LOCATION
大阪市北区浪花町4-21
●TEL
06-6373-2929
●営業時間
11:30~19:00
●定休日
火曜

 

天神橋筋商店街では、コロッケやたこ焼など食べ歩き以外に美味しいランチも食べたいですよね。

 

12:15~天神橋筋商店街は寿司ランチがおすすめ!

出典: icoico

天神橋筋商店街の5丁目界隈は、大阪の寿司処として人気のエリア。

土日は特に行列覚悟、しかも店の選別に悩みどころ。そこでオススメなのが、清潔感があって接客も丁寧な『権太呂すし 天六店』。

出典: icoico

日替わりランチはなんとお得な650円。

出典: icoico

日替わりなのでネタはその日によって異なりますが、お店の前にボードに日替わりランチの“本日のネタ”をきちんと書いてくれている点もありがたい。

お手頃価格で美味しい寿司を食べられる地元でも人気のお店です。

【店舗情報】
権太呂すし 天六店
●LOCATION
大阪市北区天神橋6-5−5
●TEL
06-6357-7330
●営業時間
11:00~22:00
●定休日
なし

 

出典: icoico

JR天満駅付近から、天神橋筋商店街の道幅は少し狭くなってきます。活気もあって、歩いているだけで楽しいエリアです。

 

13:00~「大阪くらしの今昔館」で江戸時代にタイムスリップ!

出典: icoico

商店街を6丁目まで歩いて来たら、ぜひ立ち寄りたいのが『大阪くらしの今昔館』です。ここは大阪のくらしの文化を学べるミュージアム。

なんだか少しお堅そうに感じますが、そんな事は全くありません。江戸時代にタイムスリップできる不思議な空間です。

出典: icoico

江戸時代の天保期(1830年代)の大坂の町家と町並みを実物大で再現し、風呂屋、人形屋、小間物屋、呉服屋、本屋、薬屋、などが軒を連ねる大通りを歩く事ができます。

出典: icoico

着物(夏は浴衣)に着替えて江戸時代の町並み散策は30分間で500円。記念撮影をしている人も多く、これは絶対にオススメ。

出典: icoico

そして江戸時代の町並みは、音と光によって朝・昼・晩と時間の臨場感溢れる演出がなされます。次第に真っ赤な夕焼けに照らされた街並みに変化し、夜になると花火も打ち上がります。提灯に照らされた町家の風情は最高です。

明治・大正・昭和のフロアで近代大阪の住まいと暮らしの展示も見ごたえ抜群です。

 

【施設情報】
大阪くらしの今昔館
●LOCATION
大阪市北区天神橋6-4-20 住まい情報センタービル 8~10階(受付は8階)
●TEL
06-6242-1170
●営業時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
●定休日
火曜
●入館料
600円(中学生以下、大阪市在住65歳以上は無料)

くらしの今昔館について、詳細を知りたい方は「観光客に大人気!江戸時代を体感できる「大阪くらしの今昔館」の見どころ」から!

 

全長2.6km、約600店舗の日本一長い天神橋筋商店街は歩くだけでも楽しいはず。ぜひ魅力あるスポットを見つけてみてください。

 

文・写真/旅人間

※本記事に掲載されている内容は公開時点のものとなります

【関連記事】

大阪の「おでかけ」に関する記事はコチラでチェック!

カップルで行きたい!大阪観光デートスポット4選

キュートな動物に大接近!「ハーベストの丘」ふれあいイベント4選