やぁ。グルメ王 てつじです。

出典: シャンプーハットてつじ
テレビ番組を通じてグルメの世界にハマり、つけ麺屋「帰ってきた宮田麺児」のプロデュースを手がけるようになりました。
自慢のつけ麺はお取り寄せもできちゃいます。

出典: 帰ってきた宮田麺児
唎酒師の資格も持っています。
関西ローカルで放送中の情報番組「ミント!」(MBS)では
「わざわざグルメ調査隊」というコーナーも持っています。
なぜ、わざわざその場所に店を構えたのか? なぜそのグルメなのか?
飲食店の“わざわざ”の理由を探ったりもしています。

出典: わざわざグルメ調査隊
グルメはただ旨いという“味”をもとめるのではなく、
料理人がこんな事にこだわって造った、“人柄 や人情”。
人がもっている“味”をさがす時代となりました。
「外食は美味しいだけでは不十分」。
さぁ、私が「旨いの向こう側」へ誘いましょう。
第1章「カレーはスプーン」

出典: シャンプーハットてつじ
よく、このカレーは何種類のスパイスを使っているとか、
あたかも“スパイスの種類の多さ=旨さ”みたいになっていますが、
ちゃんちゃら可笑しい。
カレーを映画にたとえるなら、
スピルバーグに「このスターウォーズは何人俳優使っていますか?」
とアホな質問しているのと同じです。
質問するなら、「何故この役はこの俳優なんですか?」。
そう、「何故このカレーにはこのスプーンなんですか?」と尋ねるのがグルメの向こう側です。

出典: シャンプーハットてつじ
スプーン一つでカレーの味は180度変わります。
最後、こだわりぬいた店はスプーンにたどり着きます。
なんならこのスプーンにはこのカレーだ、と逆からの店もあるはずです。
そんなスプーンにまで行き着いたお店、それが『コバチカリー』。

出典: シャンプーハットてつじ
「四季折々 限定カレーをだす あくなき探究心」
その、真っさらに盛られたカレーはまさに芸術、
美術館に飾られてもおかしくない美しさ。
美しい味とかいて“美味しい”がぴったり。
そんなカレーを最高の一口ですくい取るのが、
こちらの「デンマーク王室御用達のスプーン」。
深すぎず、広すぎず。
そのカレーはこのスプーンにより、フレンチのスープを思わせる。
B級からA級への架け橋。
一口、一口、最高の味がこのスプーンによって運ばれる。
最後は、食べる自分がここのカレーをつくる。
まさに、“カレーはスプーン”。
私はここの常連で、スプーンだけみて帰る日もしばしば。
ご静聴ありがとうございました。
【施設情報】
コバチカリー(COBACHI CURRY)
●LOCATION
大阪市北区豊崎1-7-22 1F
●営業時間
11:30~16:00
17:30~20:00
●定休日
火曜日
●公式HP
https://curry.cobachi.jp/
●Rettyはこちら
文・写真/シャンプーハット てつじ
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