大阪で、お好み焼きや串カツを食べるときに欠かせないのが“ソース”。

もちろん生地や材料の違いはありますが、大阪で美味しいとされているお好み焼きや串カツの店は、ほとんどがスーパー等で売られている大手メーカー製ではなく、地元の小さな工場で作られた、いわゆる“地ソース”を使っています。

地ソースの特徴は、甘さと酸味、ほどよいスパイス感。そこに火が通る事で、独特の香りと旨味が前面に出てきます。

そこで、大阪の粉もんには欠かせない地ソースについて、今まで何年もの実食を重ねてきた筆者によるレポートをお届けします!

 

大阪の地ソースを買うなら!「ニシノ酒店」

地ソースについては、今やだいたい通販で買えるようになっていますが、そんなに大量に買うものでもないし、送料を考えたら出来れば直接買いたいところ。

出典: icoico

そんな方のために、ご紹介したいのは大阪の生野区、コリアンタウンこと御幸森商店街の東のはずれにある「ニシノ酒店」。

大阪の地ソースほぼ全ての品揃えが揃っていて、筆者も愛用しています。

店主はイタリアワインと大阪の地ソースについては一家言を持たれた方で、好みを伝えればピッタリのソースを選んでもらえるかも?

コリアンタウンに遊びに来たついでに、ぜひ大阪の地ソースもお土産にどうぞ。

【店舗情報】
株式会社ニシノ酒店
●LOCATION
大阪市生野区中川西2-12-4
●TEL
06-6731-7406
●定休日
月曜日

そしてここからは、実際に筆者が数多くの地ソースを愛用してきたなかで、おすすめの3品をご紹介!

 

(1)金紋 お好み焼きソース

「千房」や「ぼてじゅう」といったお好み焼きの有名店にソースを卸しているメーカーで、まさに大阪を代表する地ソースメーカーといえるでしょう。

バランスとしてはやや甘め寄りで、酸味とスパイス感はほどほど。とろみがあって野菜と果物をふんだんに使った豊かな旨味が特徴的で、クセがない万人向きのソースという感じです。

やはり生野区のお好み焼き店御用達であるタカワソース同様に、揚げ物にかけるよりも粉もんに使って火を通してから真価が出るタイプですね。

“これぞまさしく大阪の粉もん!”という味を再現したいかたにはオススメのソースですよ。

 

(2)ツヅミ いちじくソース

メーカーは羽曳野市にあり、人気の「道の駅 しらとりの郷」で常時販売されているので、見かけた事がある大阪人は多いのではないでしょうか。

ソースの粘度は高く、味は甘みが前面に出たタイプですが、いちじくを使っているせいかキツさが無くて非常にふくよかで豊かな味わい。スパイス感は少な目ですが物足りなさは感じません。

たまたま子どもが小さい時に買ってみたソースですが、その時は非常に好評でしたし、大人が食べても美味しいソースだと思います。マイルド派にはオススメです!

 

(3)ヘルメス ウスターソース

東住吉区の住道矢田にある「石見食品工業所」で1つ1つ手作りされているソース。2005年に放送された『どっちの料理ショー』で特選素材として取り上げられて以来、幻のソースとして入手困難が続き、現在も通販は1ヶ月待ちという人気ぶりです。

ヘルメスソースで一番人気なのはとんかつソースで、私も1本買って使ってみた事があるのですが、とてもバランスが取れていて、美味しいシンプルで万人受けする印象です。

一方、ウスターソースは、味は大手メーカーの製品のようなキツさは無くて、フルーティーですっきりとしつつも要所でスパイスがキリッと効いた味。このまま新世界風に串カツをジャボンとつけてもパクパクいけてしまいそうな旨さです。焼きそばに使うと、火が通ることでスパイス感が際立ち、よりグレードアップした味になってくれます。

とんかつソースに比べても熟成期間が長く、本来のウスターシャーソースに近い作り方で製造された逸品、オススメです!

【参考・画像】
株式会社 金紋ソース本舗
ツヅミ食品株式会社(鼓ソース)
株式会社 石見食品工業所(ヘルメスソース)

文・写真/こばやしりょーじ
※本記事に掲載している情報は公開時点のものになります。

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