大阪市鶴見区と大東市、門真市の境界近くにある、大阪中央環状線と鶴見通りが交差する、安田東交差点。
そのすぐ北側に、毎週日曜日に朝市が開かれる場所があり、たくさんの中国人客が集まって朝食を食べたり買い物をしたり、完全に中国語しか聞こえない場所があります。
今回はその“中国朝市”についてご紹介します。
はまや食品

出典: icoico
青果卸売業が直営している直売店。通常は、9時から17時までの営業のですが、日曜のみ朝市シフトで、5時頃から12時頃までの営業になります。
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朝市の時は、トマトが1ケース800円、じゃがいもが2kgで500円など激安の野菜や、青唐辛子や香菜、空芯菜、豚の頭や鼻、皮付きバラ肉など、中国料理に特化した生鮮食材が安価で手に入ります。

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最近では、ベトナムやインド、マレーシアなどの調味料やスパイス、穀物、乾物なども取り扱うようになり、中国系以外の方も訪れるようになっています。
【店舗情報】
はまや食品
●LOCATION
大阪府大阪市鶴見区茨田大宮1丁目7−62
●TEL
06-6912-7000
●営業時間
[月~土]9:00~17:00
[日]5:00~12:00
●定休日
水曜
華龍商事

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はまや食品から100mほど南に行った場所にあるのが『華龍商事』。こちらも通常は中国食材を販売する店ですが、日曜になると多数の食べ物屋台が出現します。

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サクサクの揚げパン“油条”。これを豆乳に浸して食べるのが中国における朝食の定番です。

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ねじった揚げ菓子の“麻花”や、焼き饅頭なども並んでいます。

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野菜や卵、油条を巻いたクレープのようなもの。

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ホルモンの醤油煮や腸詰めもトレイにいっぱいと、目移りしてしまいます。
【店舗情報】
華龍商事
●LOCATION
大阪府大東市諸福8-5-18
●TEL
072-871-5148
●営業時間
[火~土]7:30~18:00
[日]5:00~12:00
●定休日
月曜
中国本場の食べ歩きグルメ
最後に、中国朝市で食べるべき3品をご紹介。
・烤羊肉 「カオヤンロウ」(1本100円)

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華龍商事の店舗の北側で、香ばしく炭火焼きにされている羊の串焼き。

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肉は柔らかく、仕上げにクミンと一味唐辛子をふりかけて焼いてあり、とってもスパイシー。朝から思わずビールが飲みたくなります!
・豆腐脳(1杯200円)

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大きな寸胴で作られた出来たての豆腐をすくい、あんかけスープとネギ、お好みでラー油をかけていただく朝食の定番。イートインスペースあり。

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フワフワと優しい豆腐の味わいに、ピリッとしたラー油の刺激が加わって、朝から食欲が全開になります。
・菜包子(1個100円)

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大きな蒸し器でアツアツに蒸された饅頭。

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丸い饅頭は、クミンがほのかに効いた、ひき肉とキャベツ、ニンジンの餡が入っており、あっさりと軽い味わいで朝食にピッタリです。
木の葉型のほうは、酸菜と呼ばれる漬物が入っているそうですよ。
文・写真/こばやしりょーじ
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