
出典: icoico
大阪のグルメとして定着したスパイスカレーというジャンル。
スパイスをふんだんに使用したカレーで、お店によってスパイスの配合がまったく違うことから、個性あふれるスパイシーな絶品カレーが楽しめる。
大阪駅で本格的なスパイスカレーが食べられる!
難波、梅田、天王寺、そのほか、さまざまな地域にスパイスカレーが美味しいお店があるが、観光客や出張中のサラリーパーソンならば、大阪駅あたりで美味しいスパイスカレーが食べられれば便利なのではないだろうか。
それならば、まさに大阪駅地下2階のルクアイーレにある「旧ヤム鐵道」(大阪府大阪市北区梅田3-1-3)を強くオススメしたい。
1日100食限定!4種のカレー

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並んででも食べたい大阪のスパイスカレー
ここはデパ地下の飲食店としては非常に珍しい、行列ができるお店。ここのスパイスカレーを堪能するべく、多くの人たちが行列を作り入店を待っている。そんな行列を覚悟して、さっそくお店に行ってみた! 1時間待つこともあると言われているが、昼過ぎということもあり、30分ほどで入店することができた。
注文したのは、旧ヤム鐵道のカレーを思う存分味わうことができる「オールがけカレー」(1320円)。1日100食限定で、4種類のカレーのほか、サラサラなルゥが入ったポットがひとつついてくる。ライスも多めで食べ応え十分だ。

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ガッツリ混ぜて食べるとウマい!
ちなみに4種類のカレーは毎月違い、今回は牛豚キーマ、ポークキーマ、鶏キーマ、豆カレーというラインナップ。有料トッピングとしてパクチー(150円)をガッツリ盛ったり、温玉(100円)を添えることも可能である。プラス100円で辛口にすることもできるのが、辛いもの好きにとって嬉しい。
スパイスカレーの素晴らしい点は、そのまま具やカレーをひとつひとつ食べても、好き放題に混ぜて食べても美味しいという点だ。そして味の変化が楽しめ、混ぜれば混ぜるほど、どんどん食欲がわいてくる。これはスパイスの力なのだろうか。
新たな美味しさの秘訣はルゥポット

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特に旧ヤム鐵道のカレーについてくるルゥポットの存在が、大きく美味しさに寄与しているのは間違いない。
カレー単体でも美味しいし、カレーとカレーを混ぜても美味しいのだが、そこに別のポットに入れられたサラサラとした液状のルゥを流し込めば、そこからまた、新しいスパイスの旨味が発生。
スパイスとスパイスだけでなく、そこにまたスパイスが加わって相乗効果を生むのである。
忘れてはならないルゥポット
オススメのルゥポットの使い方は、カレーや具に注ぐのではなく、ライスに注ぐというやり方。
ルゥがサラサラしているのでライスに浸透しやすく、そして馴染みやすい。ルゥが染み込んだスパイシーなライスが他のカレーや具と合わさることで、言葉にできない旨味が堪能できる。

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大阪駅の地下で、こんなにも本格的なスパイスカレーが食べられるのだから、大阪府民は非常に幸せであり、羨ましい限り。
もしかすると、大阪はスパイスカレーのレベルが最も高い地域と言えるかもしれない。
【店舗情報】
旧ヤム鐵道●LOCATION
大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレB2F バルチカ●TEL
06-6151-1544●営業時間
11:00~24:00(ラストオーダー23:00)●定休日
不定休(要確認)●備考
閉店時間前でもルゥが売り切れしだい閉店
※記事内の値段表記は特記がない限りすべて税別価格です
※定休日以外の曜日でも臨時休業の場合があります
文・写真 / ミスタークドウ