晴明神社は、平安時代の天文学者である“安倍晴明”を祀る神社です。

安倍晴明は日本において広く人に知られている人物で、日本の小説家である夢枕獏の作品『陰陽師』の中では、呪術や祈祷を行い、天文現象を観察し、日頃は友人をからかうのが好きな陰陽師として描かれています。

スマートフォンゲームの世界では古代の平安時代の絵巻物に登場する強力な術師として描かれ、陰陽師IPの関連作品が国内で大ヒットしたことで主人公の安倍晴明が徐々に有名になってきています。

今回は皆さんを安倍晴明が“以前に住んでいた住居”である晴明神社にご案内します!

 

鳥居や五芒星などの見どころが!

出典: icoico

堀川通に沿って進めば晴明神社に到着します。真っ先に目に留まるのは“一の鳥居”です。

通常、鳥居の額には祀られている神様の名前を掲げることが多いのですが、この鳥居の額には社紋の五芒星(晴明桔梗)の図案が掲げられていることが特徴的です。

深緑の額に金色の五芒星があり、夢枕獏が記した人と妖魔が共存するあの不思議な平安京を彷彿とさせます。

一の鳥居をくぐって入ると、左には伝説の“一條戻橋”があります。

戻るには死者が戻るという意味があり、この橋は平安時代の武将、渡辺鋼が鬼女の腕を切り落とした場所として有名です。今でも嫁入りや葬式の列はこの橋を渡らないのが習わしとなっています。

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額束に“晴明社”と大きく三文字で記されている“二の鳥居”。

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二の鳥居をくぐると、すぐ右には“晴明井”があります。これには晴明が念力により湧出させたもので、病を払う効果があるという伝説が残っています。

伝説ではありますが、湧き出す水は直接飲むことができ、夏の炎天下で飲む水は冷たく甘く感じられます。晴明神社では毎年立春の日に、井戸水の出口の向きを恵方の方角に変えて幸運を祈ります。

境内の最も奥には晴明を祀る本殿があります。五芒星の社紋が随所に見られ、おごそかで神秘的な雰囲気を醸し出しています。

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本殿の南側には安倍晴明像があります。安倍晴明が夜空を眺め、衣の下で印を結び、天文現象を観測している様子が描かれています。

 

「厄除桃」と「御神木」2つのパワースポットが!

晴明神社には2つの神秘的なパワースポットがあります。まず“厄除桃”です。

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中国の陰陽では桃には魔除けや厄除けの力があるとされていますが、日本においても同じく、昔話の「桃太郎」もこれに由来しています。

厄除桃を撫でることで厄を払い、心身がさわやかになります。

そして“御神木”。樹齢約300歳の楠です。

樹皮に触れると独特の感覚があります。両手で優しく触れて神木の力を感じてみましょう。

 

お土産や記念品は「桔梗庵」で!

最後にご紹介するのは桔梗庵です。

桔梗庵では記念品やお土産を販売しています。

 

桔梗といえば、神社には約2,000株の桔梗が植えられており、毎年6月中旬から秋の初めまでコバルトブルーや白の桔梗が咲き誇ります。

桔梗の花が咲く時期には期間限定の「桔梗守」も手に入ります! お見逃しなく!

【施設情報】
晴明神社
●LOCATION
京都府京都市上京区晴明町806堀川通
●参拝時間
9:00~18:00

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