京阪中之島線「渡辺橋」駅から徒歩5分。土佐堀川を渡ると、何本もの鉄の棒が組み立てられたような、ユーモラスな建物が見えてきます。「うわっ」と声があがるほど、建物そのものがアート!

その建物は、国内外の現代アートの収集・展示で有名な『国立国際美術館』です。今回は、そんな国立国際美術館をご紹介します!

 

地下へ潜っていくのに開放感がある!「建物自体がひとつの芸術」

出典: icoico

『国立国際美術館』は、世界でも珍しい“完全地下型”の美術館。ガラス張りのエントランスロビーから、エスカレーターで地下に降りる“芸術の宝を探す探検隊”のようなワクワク感がたまりません!

設計は、シーザー・ペリ アンド アソシエーツジャパンによるもの。シーザー・ペリ氏はあべのハルカスや大阪歴史博物館も手掛けた、世界的建築家です。この不思議な形は、竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザインなのだそう。

実は同館は1970年の日本万国博覧会開催に際して建設された『万国博美術館』を活用して作られ、1977年に開館。現在の場所、中之島に引っ越してきたのは2004年です。

 

作品を見るだけでなく「もしもの世界」も体感できる

出典: icoico

2020年1月7日(火)~3月15日(日)までは『インポッシブル・アーキテクチャー ―建築家たちの夢』が開かれています。20世紀以降、さまざまな理由で実際には建てられなかった国内外の建築プロジェクトを集めた内容です。

そこにはまさにサブタイトル通り、“建築家たちの夢”が広がっています! 会場の独特のムードと建築の模型が異世界を思わせ、見ごたえ抜群です!

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設計図や模型を見るだけでも楽しいのですが、この展覧会ではもう一歩掘り下げ、“実際に建っていたらこうなっていたのではないか”を再現したCG映像も展示しています。

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東京オリンピックのニュースとともに注目された、ザハ・ハディド氏の新国立競技場のデザインも!

 

現代アートが迫ってくる!広い空間に飾られた作家の「思い」に圧倒

出典: icoico

特別展はもちろん、国立国際美術館といえば、素晴らしい現代アートのコレクション展でも有名です。広く静かな空間に、圧倒的な迫力の作品が並び、思わず足が止まります。

コレクション展も期間ごとにテーマを設けて展示してあるので、こちらも楽しみですね。コレクション展については、“この時期どんな展示があるのか”をしっかり調べて来館する外国の方が多いそうですよ。

 

狙い目は週末!金・土曜のナイトミュージアム

出典: icoico

展覧会によってはかなり混雑することもある国立国際美術館。しかし、 案外知られていないのが金・土曜の夜間開館です。夏(7~9月)は21時まで、それ以外の季節は20時まで展示を見ることができます。ナイトミュージアムは比較的空いているそうなので、狙い目ですよ。

また、そのときに建物がライトアップされるのですが、これが本当に美しいんです……!

国立国際美術館の周辺は、渡辺橋・淀屋橋・肥後橋・福島などの駅が近く、おいしい飲食店が並ぶ地域。美術館でアートを楽しんだあとは、好みのディナーを食べつつ、美術談義に花を咲かせるのも楽しそうですね。

【施設情報】
国立国際美術館
●LOCATION
大阪市北区中之島4-2-55
●TEL
06-6447-4680
●営業時間
10:00~17:00(入場は16:30まで)
※金・土曜は20:00まで(入場は19:30まで)
※7~9月の金・土曜は21:00まで(入場は20:30まで)
※開館時間は臨時に変更する場合があります。
●定休日
月曜(祝日の場合は翌日)
●観覧料
コレクション展以外の観覧料は、展覧会によって異なります
コレクション展:一般 430円(220円)/大学生 130円(70円)
※カッコ内は20名以上の団体料金
※夜間割引料金(金・土曜の17:00以降)
一般 250 円/大学生 70 円

文・写真/田中稲

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