その日に入荷している魚とその調理法を選び、魚丸ごと一尾を提供するスタイルの「トラットリア・パッパ」。山間部で育ち、海への憧れが強く魚好きになったというオーナーシェフ・松本喜宏さんの料理の魅力に迫ります。

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魚好きに贈る、丸ごと一尾の料理

開店からしばらくは肉料理も出していたとのことですが、「市場で仕入れる新鮮な魚を食べてほしい」と魚推しになった松本さん。以来、元祖・魚イタリアンとして17年。松本さん自身、時間さえあれば漁港から漁港を行脚する魚好きのため、メニュー構成も「魚好きのための魚好きによる料理」が並んでいます。特に「真の魚好きは切り身を食べたいと思わない。だから魚を丸ごと使う料理はずっと出し続けたいんです」という熱き思いから、一尾でサーブする鮮魚を常時4〜5種類用意するのが信条だそう。

 

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ホウボウ2,200円&アクアパッツァ+1,000円

上の皿は500〜600gあるホウボウを、ゴボウやフレッシュ&ドライの2種のトマト、アサリやムール貝などを加えて煮込んでアクアパッツァに。「貝の塩気と旨みで十分」と塩を使わずに仕上げたホウボウは、迫り来る旨みと複雑な酸味が酒を呼ぶ、直球の美味しさです。それらのダシを吸ったゴボウの旨さも格別の力強さ。カマや骨の隅々まで黙々と食べ尽くしたい一品です。

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【店舗情報】
トラットリア・パッパ

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●LOCATION
大阪市西区新町2-3-9
●TEL
06-6536-4188
●営業時間
11:30~14:00、17:30~20:00最終入店
●定休日
日曜、第3月曜休

(『Meets Regional』2019年3月号P28掲載)編/icoico編集部

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