お酒や一品が充実した麺処はひとり飲みの強い味方。飲食店がひしめく北新地の駅チカでフラッと立ち寄れる“飲める”麺処をご紹介します。

 

(1)馳走とお酒 讃岐うどん 山地

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店主・山地隆介さんのルーツである香川の食材、郷土料理、うどん、おでんを軸としたお店。北新地のバー「酒肴人 三昧人」、堂山の人気うどん店「今雪」で修業し、本場香川にもうどん研究に足を運んだ叡智の結晶がズラリ。海老みそ釡玉にかかるエビ味噌は「酒肴人 三昧人」のアテを受け継いだ酒盗並みの破壊力です。

コシのあるうどんに濃厚なエビ味噌と卵黄がからむ「名物海老みそ釡玉」1,100円。

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小豆島のブランド牛を一枚入魂で焼いてくれる「オリーブ牛すき焼き」は1,500円。

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しぼりたて新酒・「川鶴」無濾過生純米限定直汲み半合グラス600円。地酒グラス500円~。

【店舗情報】
馳走とお酒 讃岐うどん 山地

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●LOCATION
大阪市北区曽根崎新地1-2-3 サントビル1F
●TEL
06-6455-1881
●営業時間
18:00~翌2:00
●定休日
日・祝休

 

(2)炭と蕎麦 しろや

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カウンター中心で、テーブル席は4人までの個室風。ふたり客が中心ゆえ、ひとりでも遣いやす蕎麦店。カウンター前にはテレビがあり、会話せずとも過ごしやすいのもおひとり様向き。そんな自宅のような雰囲気は、「自由に過ごせる小料理屋にしたかった」という店主・白谷和寛さんの思いの表れで、豊富なアテはすべて自家製。「蕎麦でシメてほしいけど、アテ1品&酒だけもOK」というコメントも泣ける!

蕎麦は北海道産蕎麦粉を用いた二八で、サバ・カツオ昆布ダシに返しを加えたツユを軽くかけ、自家ブレンドの薬味唐辛子とサンマ塩で味付けした一品クロガラミそば800円。

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イチ推しの日本酒のお供は、酒蒸ししたアサリを煮汁そのままダシ醤油に漬け込んだ「あさりのにんにく醤油漬け」480円。

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日本酒は瓶代わりで常時3種と隠し酒2種を用意。「伯楽星」は定番瓶で90㎖で600円。

【店舗情報】
炭と蕎麦 しろや

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●LOCATION
大阪市北区曽根崎新地2-5-29 不動ビル1F
●TEL
06-6451-0338
●営業時間
18:00~翌4:30
●定休日
無休

 

(3)Bistro FUJINO

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河内鴨や国産黒毛和牛など肉系メニューと変わり蕎麦、ワイン充実のビストロは、福島「藤乃」系列の一角。生ハム、レバーパテ、シャルキュトリーの盛り合わせなどから炭火焼きまで、肉料理が充実していますが、カウンターならひとりで気軽にもアテ〜変わり蕎麦とワインを愉しめます。

フォアグラの温かい和えそば1,800円。ジャガイモのピュレの上に、手打ちの二八蕎麦、とろけるフォアグラに赤ワインソース、ジェリービネガーなどを盛り込んだ一品。

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柚子タルタルとバルサミコ×和ダシでいただく「今朝絞めの河内鴨の鴨サラダ」980円。

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ボーグル“ファントム”シャルドネクラークスバーグ、グラス1,300円。

【店舗情報】
Bistro FUJINO(ビストロ フジノ)

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●LOCATION
大阪市北区曽根崎新地2-4-7 酒井ビル1F
●TEL
06-6344-0240
●営業時間
11:30~14:00、17:30~22:30
●定休日
日・祝休

 

(『Meets Regional』2019年4月号P54掲載)編/icoico編集部

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