インスタントラーメン発祥の地である、大阪池田には、「カップヌードルミュージアム」があります。
インスタントラーメンの歴史を通じて、発明や発見の大切さを楽しみながら学ぶことのできる体験型食育ミュージアムです。
今回はその中にある、「マイカップヌードルファクトリー」でオリジナルのカップヌードルを作ってみました!

出典: 日清食品ホールディングス(株)
パッケージにイラストを描こう!

出典: icoico
まずは、専用の自動販売機で空のカップヌードルを購入し、手を消毒します。その後、テーブルに行きパッケージのデザインを描いていきます!

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このように最初はまっさらなカップヌードル。
まずは製造日(当日の日付)を記入しましょう。賞味期限はこの日から1ヶ月間です。

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筆者も、実際にイラストを描いてオリジナルのパッケージを作ってみました。
麺と具材を入れて、オリジナルの組み合わせを作ろう!

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パッケージが完成したら、いよいよ麺とスープ、具材を入れていきます。

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まずは、麺を入れます。
カップヌードルを発明した安藤百福の「逆転の発想」を、ハンドルを回すことで体験できます!
「逆転の発想」とは麺をカップに入れるのではなく、麺を伏せておきそこにカップを被せて反転させるということ。
そうすることで、カップヌードルの大量生産を可能にしました。

出典: icoico
続いてスープを4種類から1つ、具材を12種類の中から4つ選んでいきます。
味の組み合わせは5460通り、まさにオリジナルのカップヌードルができあがります。

出典: icoico
筆者は、レギュラースープに、チーズ、いんげん、コロ・チャー、エビを入れました。
ついつい迷ってしまうのも醍醐味ですね。
オリジナルのカップヌードルが完成!

出典: icoico
最後に、包装をしていきます。まずはカップヌードルの蓋を閉じていく工程です。
この蓋は、安藤百福が飛行機内でもらったマカデミアナッツの容器の蓋からヒントを得て採用したんです!

出典: icoico
熱風のトンネルを通りシュリンク包装します。
これで、世界に一つだけのオリジナルカップヌードルの完成です。

出典: icoico
最後はエアパッケージにポンプで空気を入れます。
この「マイカップヌードルファクトリー」は、展示コーナーを巡った一番奥にあります。
なので、展示で学んだカップヌードルの秘密や歴史を、最後に自分で体験できるのです!
お子様も発明や発見の楽しさを学べる素敵な体験ですね。
値段は1食300円、実施時間 は9:30〜16:30(最終受付 15:30)ですが、混雑状況により受付終了時刻が早まる場合もありますのでお気を付けください。
【施設情報】
カップヌードルミュージアム 大阪池田
●LOCATION
大阪府池田市満寿美町8-25
●TEL
072-752-3484 (予約専用ダイヤル)
●開館時間
9:30~16:30(最終入館15:30まで)
●休館日
火曜日(祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
取材・文・写真/いちまろ夫婦
※本記事に掲載している情報は公開時点のものになります。