1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)で芸術家の岡本太郎がデザインした『太陽の塔』は2018年3月に内部が一般公開されました。

太陽の塔への入館はオフィシャルサイトにて、前日までの完全予約制です。

出典: icoico

それでは、太陽の塔について紹介しましょう。

太陽の塔は、高さ約70メートル、基底部の直径はなんと約20メートルもあり、主に鉄筋コンクリート造りで作られています。また、腕の長さは片腕だけで約25メートルという、巨大なつくりになっています。

 

太陽の塔の顔は3つ?

ところで、太陽の塔には4つの顔があるといわれているのをご存知でしょうか?

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最初に、未来を表す頂部の「黄金の顔」。

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そして正面にある「太陽の顔」は現在を。

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背面の「黒い太陽」は過去を表しています。

外観では3つしか見えません。

しかし、大阪万博当時は地下展示空間に第4の顔“地底の太陽”があったと言われています。

 

太陽の塔の内部へ

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内部見学は係員の誘導に従い、所用時間は約30分。

最初に目にするのは岡本太郎氏が実際に描いた6枚のテーマ館のデッサンです。

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地上から大屋根に上がる階段、生命の樹の原型が描かれ、現在の太陽の塔になってゆきます。

 

地底の太陽ゾーン

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奥に進むと、そこには“地底の太陽”の姿が見えます。これが噂の第4の顔。

残念ながら、当時のものは大阪万博閉幕後に行方不明に。こちらは復元されたものです。

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当時の映像と共にプロジェクションマッピングで“過去:根源の世界”の雰囲気が体験できます。

 

生命の樹ゾーン

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さらに奥へ進むと、凄いインパクトのオブジェがそびえ立っています。これが岡本太郎が構想した高さ約41メートルの“生命の樹”です。

この樹には生物進化をたどる33種の”いきもの”が存在しています。当時は292体の生物模型で、現在は183体を展示。

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当時エスカレーターを昇りながら鑑賞していたが、耐震・軽量化の為に階段に。

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階段を進むと生命も進化していきます。

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原生類から三葉虫、魚類、両生類へ。

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どんどん変化していきます。

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景色は魚類から爬虫類に。

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次第に進化していきます。

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あれ? 修復されていないゴリラが……

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これは時の流れを表現するため、当時のまま展示されているゴリラです。

 

太陽の塔の腕部分に到着

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そして太陽の塔の左腕の部分に到着しました。

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反対の右腕は、大阪万博当時はエスカレーターが設置され、腕の先端から外の大屋根に出られたそうです。

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また、鉄骨部分に大阪万博のシンボルマークが印刷されているのが見えます。これも当時のまま。

 

最上部は太陽の空間

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そして、生命の樹の最上部は「太陽の空間」です。そこにいる生物はクロマニョン人。

でも、よく見ると……。

樹の先端は太陽の空間に突き刺さっています。もしかすると目に見えないだけで、この先があるのかもしれませんね。見ていると引き込まれそうです。

岡本太郎氏の「芸術は呪術である」という言葉、まさしく納得です。

【施設情報】
万博記念公園 太陽の塔
●LOCATION
大阪府吹田市千里万博公園
●TEL
0120-1970-89、06-6877-7387(万博記念公園 コールセンター)
●料金
大人700円、小中学生300円
※別途、自然文化園入園料(大人250円、小中学生70円)が必要
●開館時間
10時から17時(入館は閉園の30分前まで)
●休館日
毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日)
●太陽の塔入館予約はオフィシャルサイトから受け付けています。

文・写真/旅人間

※本記事に掲載されている内容は公開時点のものとなります。

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