2024年本屋大賞に選ばれた「成瀬は天下を取りにいく」の作者である宮島未奈さん。
この作品では本屋大賞で14個目の受賞ということで、数々の賞を受賞されています。
宮島未奈さんはどのような作家なのか経歴や学歴についてまとめ、さらに本屋大賞を受賞したことによって年収は上がるのか調べましたので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
宮島未奈(成瀬は天下を取りにいく作者)の経歴まとめ
宮島未奈さんのプロフィールについてざっくりまとめました。
名前:宮島未奈(みやじま・みな)
生年月日:1983年10月16日(40歳)※2024年4月
出身地:静岡県富士市
居住地:滋賀県大津市
職業:小説家
おすすめスポット:近江神宮、遊覧船ミシガン
公式サイト:宮島未奈
宮島未奈さんは、ブログやXも更新されています。
小学校の頃に作文を褒められたことがきっかけで小説家を目指し、物語を書くようになったという宮島さん。
当時は特に文学賞に応募することはなく同級生に書いた物語を読んでもらうような活動をしており、大学卒業後に公務員になった後も書き続けていました。
しかし、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」(新潮社)という小説を読んだときに衝撃を受け、小説家を諦めたこともあったといいます。
長編小説なのに読者を全く飽きさせない。
こんな小説私には書けないと思いました。
ライター業やブログの執筆なども行いましたが、ブログの更新が辛くなってしまって一時期辞めてしまったことも。
そんな時に森見登美彦さんの『夜行』という小説を読んで、また小説を書いてみたくなったそうです。
そんな私でも小説を書いて憧れていた賞を受賞することができたのですから、人生何があるか分かりませんね。
小説家としては2023年に「成瀬は天下を取りにいく」でデビューしています。
本屋大賞を受賞され大きく話題になりましたが、これまでも数々の賞を受賞されていますので見ていきましょう。
宮島未奈の受賞歴
宮島未奈さんの過去の受賞歴をまとめるとこのようになります。
・2018年:宮島ムー名義で出版した「二位の君」が第196回コバルト短編小説新人賞を受賞
・2021年:短編小説「ありがとう西武大津店」で第20回女による女のためのR-18文学賞の大賞、読者賞、友近賞の3つを受賞
・2023年:「成瀬は天下を取りにいく」で以下の賞を受賞
第11回静岡書店大賞の小説部門大賞
ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR」2023小説部門で第1位
読書メーターOF THE YEAR2023-2024で第1位
京都府私立学校図書館協議会司書部会「中高生におすすめする司書のイチオシ本2023」で第1位
第17回神奈川学校図書員大賞
埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2023で第1位
・2024年:「成瀬は天下を取りにいく」で以下の賞を受賞
キノベス!2024で第1位
第39回坪田譲治文学賞
岐阜の学校図書館員が選ぶイチオシ本
高校図書館職員が選ぶ高校生に読んで欲しい本
2024本屋大賞
2024年4月10日に発表された本屋大賞で14冠達成という素晴らしい結果を残しました。
今後さらに受賞する可能性もありますね。
宮島未奈の別名は宮島ムー
宮島未奈さんのXのプロフィールには「別名:宮島ムー」と書かれています。
これは、元々ブログを立ち上げた際に使っていたペンネームで、宮島水族館のペンギンの「ムーちゃん」が由来だそう。
宮島ムー名義で「二位の君」という小説も書いています。
基本的には宮島未奈名義で活動しているようですね。
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宮島未奈(成瀬は天下を取りにいく作者)の学歴まとめ
宮島未奈さんの学歴をまとめました。
高校:静岡県立富士高等学校卒
大学:京都大学文学部卒
それぞれ見ていきましょう。
静岡県立富士高校:偏差値67~69
静岡県立富士高等学校は普通科と理数科のある高校で、大学進学率が高いのが特徴です。
偏差値も67~69と高く、県内で2番目にランクインしています。
宮島未奈さんもかなり学力が高かったことが分かりますね。
富士高校出身の有名人はこちら。
・渡部陽一さん(戦場カメラマン)
・青木和雄さん(アナウンサー)
・林哲司さん(作曲家)
・石川靖幸さん(元ハーゲンダッツジャパン代表取締役)
・横関大さん(小説家)
京都大学:偏差値67.5
京都大学は言わずと知れた難関大学です。
宮島さんは小説家らしく文学部のご出身で、偏差値も67.5と高いレベルにいました。
卒業後は公務員になったということで、在学中はたくさん勉学に励まれたことがうかがえます。
京都大学出身の有名人はこちら。
・井上靖さん(小説家)
・宇治原史規さん(お笑い芸人)
・梶井基次郎さん(小説家)
・森見登美彦(小説家)
・上野千鶴子(社会学者)
・小野田リカ(アナウンサー)
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宮島未奈(成瀬は天下を取りにいく作者)の年収は本屋大賞受賞で上がる?
本屋大賞受賞することで年収が上がるのではないかと考えられます。
実は小説家が小説を出版したときの報酬の決まり方はこのようになっているのです。
小説家は小説を出版すると、印税という形で報酬をもらいます。印税率は知名度やキャリアなどによって変動しますが、8パーセントから12パーセントが一般的です。
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例えば、100万部の小説を書き1冊1000円で印税が10%の場合、約1億円の印税が入ることになります。
宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」は本屋大賞に選ばれたことにより25万部増刷されたとのことですので、総発行部数は41万5000部となるそうですね。
今後も受賞によって注目が集まり再度増刷される可能性もありますので、年収は上がっていくのではないでしょうか。
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まとめ
宮島未奈さんの経歴として受賞歴をまとめると以下のようになります。
・2018年:宮島ムー名義で出版した「二位の君」が第196回コバルト短編小説新人賞を受賞
・2021年:短編小説「ありがとう西武大津店」で第20回女による女のためのR-18文学賞の大賞、読者賞、友近賞の3つを受賞
・2023年:「成瀬は天下を取りにいく」で以下の賞を受賞
第11回静岡書店大賞の小説部門大賞
ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR」2023小説部門で第1位
読書メーターOF THE YEAR2023-2024で第1位
京都府私立学校図書館協議会司書部会「中高生におすすめする司書のイチオシ本2023」で第1位
第17回神奈川学校図書員大賞
埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2023で第1位
・2024年:「成瀬は天下を取りにいく」で以下の賞を受賞
キノベス!2024で第1位
第39回坪田譲治文学賞
岐阜の学校図書館員が選ぶイチオシ本
高校図書館職員が選ぶ高校生に読んで欲しい本
2024本屋大賞
宮島未奈さんの学歴は、高校が静岡県立富士高等学校で、大学が京都大学文学部ということが分かりました。
また、「成瀬は天下を取りにいく」で本屋大賞受賞したことによって発行部数が増え、宮島さんの年収も上がるのではないかと予想されます。
今回本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」の続編として「成瀬は信じた道をいく」を執筆中の宮島未奈さん。
小説の続編や今後の受賞についても目が離せませんね。
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